算数の教え方+受験アドバイス

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6年生 入試直前の注意点

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1.突然悪い成績を取っても動じない。

秋の項でも述べましたが、どんな子供でも、受験前に必ず一波乱あります。それが受験直前になる子もいます。突然信じられないような成績を取って帰ってきたり、何か浮ついていたり、勉強に身が入らなかったり・・・。

この時期にばたばたしても仕方ありません。志望校も替える必要はありません。神様が合格のために授けてくれた最後の試練だとありがたく受け止め、泰然自若と構え、毎日粛々と勉強を続けて下さい。

親の不安はそのまま子供に伝わります。子供がやる気・自信をなくさないよう、最後まで勉強に集中できるよう、明るく元気に前向きに接して下さい。親もあと2週間の辛抱です。最後の最後で諦めてペースダウンしないよう、何事があろうとあわてず、肝っ玉母さん、肝っ玉父さんでいて下さい。

2.前日まで難しい問題にチャレンジする

「過去問の算数が全然出来ません!これから入試までどういう勉強をすればいいですか?」入試も2週間前になると、このような内容のメールがよく寄せられます。

「過去問の勉強の仕方」のページに詳しく書きましたが、この時期に必要なのは、基本事項の確認でも、解き方を覚えることでもありません。必要な解き方はすでに全部頭の中にあります。点数が取れないのは、それらの解き方が頭の中に点在するだけで、それらを引き出すための回路ができていないからです。

この時期に必要なのは、それらの解き方を頭の中で結びつけて引き出す練習、応用する練習です。そしてそのためには、基本事項の確認でも小問をたくさん解くことでも、解き方を暗記することでもなく、難しい問題を最後の最後まで頭を振り絞って考え抜くことです。

入試直前の塾のテキストや宿題は、単問の総復習やテキストの総復習ばかりです。そして塾の先生は、「確認だからこれくらいできるだろう」と思っているのか、量がとにかく多いです。そしてこの量を見せられると、「他の子は全部やっている。全部やらないと合格できない」と、親も子も不安になり、5分考えては答えを見て解き方を覚える勉強に走ることになります。

しかし、こういったを1週間も続けると、確実に実力が落ちます。頭を全く使っていないからです。北京オリンピックの競泳日本代表チームに招かれた脳神経外科医の林成之氏は、それまでの常識を覆す、大会前日までのハードトレーングを主張し、見事日本競泳陣のメダルラッシュに貢献したそうです(林成之『脳に悪い7つの習慣』 幻冬舎新書)。

受験も同じです。難関校を受験する生徒は、入試直前まで手を抜かず、難しい問題を納得いくまで考えるようにして下さい。過去問の算数が取れない生徒は、やり直しの際に、1問20分、30分かけていいですから、トコトン頭を振り絞って考えるようにして下さい。そして満足な点数が取れるようになるまで、過去問を5年分、10年分とやって下さい。必ず入試前までに、霧が晴れたように点数が取れるようになります。

3.飯10分、風呂10分、歩く時は前傾45度、机の前に座ったら即勉強。

この時期、不安の種は尽きませんが、いつまでもくよくよ悩んでる時間はありません。不安や悩みがつけいる隙を与えないよう、飯(めし)10分、風呂10分、歩く時は前傾45度(前傾になると悩むまもなく足が前に出て早歩きになり、快活になります)、机の前に座ったら即勉強(「やる気が出ないなあ〜」なども考えない!)を心がけて下さい。

4.ミスの分析・弱点対策は自分ですること。

自分から進んでする勉強ほど力がつくものはありません。入試も直前になり、子供の腹も据わって(覚悟が出来て)、本番では親も先生も助けてくれないことにようやく心の底から気がついたなら、ダラダラと塾から与えられた宿題をこなすのではなく、自分で弱点分野を補強し、過去問を解いて自分のミスを分析し、その対策を自分で考えさせてください。あと1週間で受験は(ひとまず)終わりです。たった1週間です。そろそろ本気を出して、自分から進んで勉強しましょう。

5.入試前日の注意点

あれもこれもやろうとしてはいけません。難しい問題を1問、頭を振り絞って解いたら、あとは部屋中に貼り出した暗記項目を確認し、神社にでもお参りして、リラックスして受験に臨んで下さい。前日の夜は、肉や揚げ物など消化の悪い食事は避けて下さい。好きなものをお腹いっぱいに食べるのもいけません。腹八分にとどめて下さい。翌朝の頭の動きが鈍くなります(験担ぎでトンカツを食べたかったらランチにどうぞ)。

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